よく、お店に来てくれる女の子がいる。
はじめてお店に来てくれた日のこと、覚えている。
なんだか、ちょっと元気がないのかな…と思った記憶がある。
お店のお悩みノートに悩みを書いてくれたんだけど、字が上手すぎて、その子だと分かってしまった。
正直、それを見て、ほっとけないと思った。昔の自分のようで、大丈夫なのかな、元気かな、って来てくれる度に、そわそわした。
出しゃばっているのは重々承知で、お手紙を渡した。こんなことをしたら、お店に来にくくなっちゃうかなとか、色々考えたんだけど、あなたは一人じゃないよって伝えたかった。
それから月日が過ぎて、今日、その子がお手紙を残してくれていた。
このブログを見てくれている可能性があるので、そのお返事をここに書きたいと思います。
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よく行く喫茶店の店主が、実はこんなブログを書いていて、はじめて見た時、驚かせちゃったんじゃないかなと思います。
ごめんなさい。
ブログを読んでくれていたら薄々感じてくれているのではないかと思うのですが、私は躁鬱病のようなものがあります。
だから、お店を開けるとき、心がしんどいなと思う時があります。
でも、あなたが来てくれると、お店をがんばって開けてよかったと思えるんです。今日も、この間も、その前も、そうでした。
「今日しんどいな」と思う度に、あなたのことを思い出します。もしかしたら、あなたが来てくれるかもしれないと思うと、がんばろうという気持ちになります。
救われているのは、わたしも同じです。
お店を見つけてくれて、足を運んでくださって、本当にありがとうございます。
またいつでも、お待ちしております。
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