会う

わたしは、多分、関西の方が友達が多い。

関西の友達が「会いに行くね」と言ってくれたことが今まで何回かあって、その度に、「わたしがそっちに行くよ」と言ってしまっている。

こっちまで来るのに、お金と時間がかかるから、申し訳ないなと思う。

それと、お金と時間をかけて来てもらう分の価値を返せる自信がなくて、そんなことを毎回、だれに対しても言ってしまう。

近場でいうと、益子や宇都宮みたいに、歩いていける範囲にお店がそれなりにある立地だったら、もう少し気が楽だったかもしれない。

思えば、人に頼ることが苦手だ。

なんだか、もっと我儘を言ったほうが、友達からすると嬉しいのかなぁと思ったり、でもやっぱり「関西から関東に来てよ(しかも田舎)」はプレッシャーになるかなと思ったり、する。

自分に自信がないから、「お金と時間をかけて来てもらう分の価値を返せる自信がなくて…」なんてことになるんだろうな。

これは良くないことなのかな。

先週、神戸のデザイン事務所にいたときにできた、デザイナーの友達と、友達の事務所の社長さんが店に来てくれた。

今週末は、違うデザイン事務所の友達が来てくれる。

正直、「水戸から来ました」や「栃木県から来ました」というだけでも、「ええっそんな、遠いところからすみません、ありがとうございます」という気持ちになるのに、兵庫県からとなると、プレッシャーがとてつもなく、毎回大丈夫なんだろうか………と不安になる。

でも、来てくれるのなら、自分のできる精一杯で、心を込めて、もてなしたいと思う。

会いに来てくれて、本当にありがとう。

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