きのう、「なんで喫茶店をはじめたんですか?」と質問してもらった。
自分でカフェを経営しているともだちが、大学の心理学部に通っていたんだけど、カウンセラーにならずに、カフェをはじめた理由を教えてくれたことがある。
カウンセラーは、心が病気になってしまった人と関わる仕事だけれど、カフェには病気になる手前の人が来るかもしれない。そういう人たちにとっての居場所になれたら、もしかしたら心の病が悪化するのを防げるかもしれない。その思いから、カフェをやろうと決めたのだと話していた。
それを聞いて、自分も同じ気持ちで喫茶店をやりたいと思うようになった。
実際、自分は、しんどい時に喫茶店に行く。
今も昔も。
今、結構、お店に元気のない人が来てくれて、ちょっと元気になって帰ってくれたりしている。
それを見て、本当によかったなと思う。
でも、自分も基本、精神状態が不安定なので、気をつけたい。
本当に、坂口さんは、1日に何十人もの死にたい人の電話を受けていて、とんでもなくすごいなと思う。(私が同じことをやったら、3日で鬱になるだろうな。)