わたしは、喫茶店を経営しているのだが、自分自身は喫茶店を経営していると思っていない節がある。
喫茶店を経営している、というよりも、創作をしている、自己表現している、そこに人が来てくれているという感覚が近い。
空間、香り、珈琲、食器、本、音楽、全てに、何かしらの気持ちがある。
もちろんそうは言っても、喫茶店は喫茶店と弁えているから、お客さんにこちらの考えを強要したりもしないし、来てくれる各々が、それぞれにとっての心地よい時間を過ごしてくれたらいいなと思う。
多少来てほしい層と違う層の方がいらっしゃても、有り難いことだと割り切れてはいる。
でも、潜在意識にそういう作品作りみたいな感覚があるから、毎営業日、かなり神経を使ってしまっている。
長くは続かないのではないかと思う瞬間が、よくある。