hogarakaという冊子をつくった。
このブログを再編集してまとめたZINE。
この冊子を、自分の喫茶に置こうか、どうしようか、ずっと悩んでいた。
わたしは、わたしのことをを知られるのが、こわい。
人にどう見られるかを、気にしている。
どうしようか迷っているとき、私の頭の中に、ある人物が浮かんできた。
おなじような喫茶店をやっている店主さん。
自分の名前と店の名前を出して、発信している。
自分を持っていて、かっこいいなと思っていた。
お店に来ているお客さんは、そんな店主さんのことが好きなんだろうし、わたしも、そんな店主さんだからこそ好きだと思う。
岡本太郎先生の言葉を思い出す。
「友達に好かれようなどと思わず、友達から孤立してもいいと腹をきめて、自分を貫いていけば、ほんとうの意味でみんなから喜ばれる人間になれる。」
「自分自身にとっていちばん障害であり敵なのは、自分自身なんだ。その敵であり、障害の自分をよく見つめ、つかんだら、それと闘わなくてはいけない。」
「つまり、自分を大事にしすぎているから、いろいろと思い悩む。そんなに大事にしないで、よしそれなら今度から、好かれなくていいと決心して、自分を投げ出してしまうのだ。駄目になって結構だと思ってやればいい。最悪の敵は自分自身なんだから。自分をぶっ壊してやるというつもりで。そのくらいの激しさで挑まなければ、今までの自分を破壊して新しい自分になることはできない。」
わたしは、わたしが傷付くのが、こわいのです。
hogarakaの冊子に書いたことは、ほんとうの自分だから、知られて拒絶されるのが、こわい。
それは、自分を守っている、大事にしすぎているんだと思う。
わたしは、すごく内向的で、友達もあまりおらず、社会性がない、あまり人と話したいと思わない、話すのは下手、考えるのはすき、自分の考えを発信したいと思っているし、作ったものを人に見てほしいと思っている。
そんなありのままの自分を、今まではどうにか社会性がある方へ変えようとしていたけれど、変えようとするのをやめることにする。
冊子は店に置くし、他にやりたいと思っていたこともやってみる。
自分を守るのを、やめたいと思う。